監督ネルシーニョ

序盤から終盤までわれわれが支配した内容になった

-

-

今日の勝利というのは、今後のわれわれの戦いを続けていく上で意味のある勝利であり、勝点であったと捉えています。ここまで、なかなかホームゲームで思うように勝点を伸ばせていないというゲームが続いていましたが、今日についてはゲームの序盤から終盤まで、われわれが支配したゲームの内容になっていました。自分たちのテンポでボールを動かしながら、しっかりと支配できていたと思いますし、選手同士の距離感も良くて、サイドから中央から、いくつもの攻撃の形を作れたと思います。後半、ゲームの終盤に差しかかったところで、相手もロングボールを入れて空中戦に持ち込んできた。そういう時間帯になりましたが、そこもウチのディフェンスラインが持ちこたえてくれて、大崩れすることなく、最後までやれていたと思うので、そこはチームとして評価できる部分だと思います。（中盤戦を迎えて、チームとして狙っている攻撃の成熟度はどうか？）そこに関しては私自身も満足していて、アタッカー陣が思うように得点を決めることができない、もしくはチームが勝てない状況が続いたときには、外野から批判的な声を受けることが多い。その中でも選手たちはしっかりとトレーニングを積んできてくれましたし、少しでも自信を持ってゲームに臨めるように、少しでもゲームの中での判断が正しく行えるように、そうした細部にこだわって、こちらの要求に対してトレーニングに励んでくれました
MF 10 マテウス　サヴィオ

得点場面は左足に持っていくところが決め手だった

12,846

80

（チームの攻撃のバリエーションの手応えは？）ここ数試合ではきっ抗した状況の試合が続いていると思うのですが、自分たちが練習の中で、味方がどこにいるべきかというところをお互いうまく連係をとれるようにしながら、プレーがうまくつながっていると思います。（ゴールを振り返って）あの空間は人が混み合っていて、なかなかスペースが見つからない状態で、速い判断をする中で、ボールを左足に持っていくところが決め手でした。最後は良いシュートで終わることができました
DF 25 大南　拓磨

１失点で抑えられたのは良かった

7,543

59

自分たちの悪い時間帯のときは、逆に相手にボールを放られて、自分たちの背後を取られるというイヤな時間帯が続いた中で、まずは我慢強く守ろうというのと、しっかり前線と最終ラインをコンパクトにしてセカンドを拾えるようにしようと言っていました。うまくセカンドが拾えない時間が続いたので、そこは修正しないといけないと思うし、あの時間帯に失点しないのが大事ですが、１失点で抑えられたのは良かったと思います

清水エスパルス

清水エスパルスShimizu S-Pulse

前半0分
後半15分
後半30分

4-4-2

COMMENT -REACTION-

監督平岡　宏章

カウンターを受けているうちに失点してしまった

-

-

残念な結果になってしまいました。この前の試合（前節・FC東京戦）から先発を３人替えて、１つは流れを変えたかったのと、もう１つは後半ギアが上がらないというチームの課題があったので、松岡（大起）は先発でも良かったのですが、後半に入れてギアを上げるということで、松岡を今回は後半からという形にしました。その前に、イージーなボールロストから流れをつかまれて、相手の伝家の宝刀であるカウンターを何本か受けているうちに失点してしまったことは悔しく思います。しかし、後半に入って途中から出てくる選手たちがギアを上げて最後までゴールを目指して頑張ってくれたことに感謝していますし、サポーターも最後まで応援してくれたことに対して感謝しています。（西澤健太選手、岸本武流選手がリーグ戦初先発になったが、２人に託した役割は？）武流に関しては、背後への飛び出しだったり、クロスなど攻撃の精度が高い選手で、実際、前半はそこから何度かチャンスがあったと思います。西澤に関しては左で（山原）怜音との関係でうまく作ってもらいたかったというところがありました
DF 29 山原　怜音

自分たちで難しい試合にしてしまった

7,770

65

前節と同じく、相手に先制点を奪われる試合展開になってしまいました。そこからピッチの中で改善しようと選手間でコミュニケーションをとりながら、形勢を逆転させていこうという方向に持っていきながらプレーしようとしていましたが、２点目、３点目と追加点を取られて、３点差になってしまいました。難しい試合になりましたが、それは自分たちで難しい試合にしてしまったと思います